世界放浪中のタカヤです。
少し前まで、マレーシアを旅していたのですが、マレーシアに入って驚いたことがあります。
それは、「観光税」という存在。
なんか、宿泊料金が高くなるんです。最初は驚きました。
観光税とは何なのか?対策はあるのか?
自分なりに考察してみたので、解説していきます!
マレーシアの『観光税』とは?
マレーシアでは、2017年9月1日より『観光税』というものが導入されました。
マレーシア国内の宿泊施設に泊まる外国籍の旅行者に対し、1泊1室RM10が請求されます。
(2020年2月現在、RM1=約26円です)
つまり1泊あたり、260円追加で請求されるということです。
これって、バックパッカーにとってはけっこうきついです。
マレーシアでは、安い宿だと300円くらいで泊まれるんです。
そんな安い宿でもRM10加算されるので、1泊あたりの値段は想像の倍くらいになっちゃうんですよ。
高級ホテルでも、安いホステルでも、変わらずRM10…。
これだと、せっかく安い宿に泊まってもあまり安くないです。
最初は困りました。
例えば、【Booking.com】で宿を探すと、「追加料金が発生する場合があります」という表示が出てきます。
こんな表示が出てくるのは初めて!
そして宿のページを開き、下の方にスクロールすると、「重要情報」というところが。
ここを見ると…
宿泊料金+1泊1室RM10が請求されると書いてありますね。
けっこう重要なのに、わかりにくいところに書いてある…。
観光税を安くするための対策はあるの?
この観光税を安くするための対策を考えてみました!
ポイントは、「1泊1室RM10」というところ。
この対策方法は、二人以上で旅している時のみ使えます。
安宿といえば、ドミトリーが多いんですが、ドミトリーに二人で泊まると2室と計算されてしまうのでは?
そうなると、RM20請求されます。
しかし、個室に泊まるとRM10のみ。
宿を探して、ドミトリーより個室の方がちょっと高くても、個室に泊まった方が安くなる場合があるのです。
僕たちは夫婦で二人旅なので、以上の理由からマレーシアでは個室を選んで泊まっていました。
実際に宿泊してみました。
それでは、実際に宿泊してどうだったのかレポートしていきます。
最初に結果を書いておくと、「二人以上の時はできるだけ個室に泊まった方がいいけど、よくわからない」ということです。
長期滞在する場合は、実際に少しずつ何箇所か泊まってみて、観光税がどれくらいかかるのかをチェックした方が良さそうです。
ドミトリーに泊まった場合
マレーシアに来て、一番最初に泊まった時は『観光税』についてあまり知らなかったので、ドミトリーに泊まってしまいました。
クアラルンプールでほぼ最安値の宿に泊まり、2泊二人で1,500円程でした。
しかしチェックイン時に、実際に請求された額は約2,600円。
ドミトリーの場合、ベッド=1室とみなされるため、2ベッド=2室。
2泊でRM40も増えてしまうのです。
1泊1人あたり700円近くかかっていることになります。
1泊700円も出せば、他の東南アジア諸国ではけっこう良い部屋に泊まれると思います。
これ以降、マレーシアではドミトリーに泊まることはありませんでした。
個室に泊まった場合
その次からは、個室に泊まってみました。
すると、やはり予想通り1泊あたりRM10のみの請求になりました。
しかし、色々な宿に泊まった結果、結局はよくわからなくなりました。
ある宿では観光税が請求されず、ある宿では想定通りRM10請求され、ある宿では最初の1泊のみRM10が請求されました。(2泊目以降は請求されず)
マレーシアの『観光税』まとめ
こうして、結果「二人以上の場合は、個室に泊まるのが無難だけど、宿によって違う」という結論に至りました。
ノマドやバックパッカーで長期滞在する方は、試しに色々な宿に1泊〜2泊してみて、観光税が請求されない宿を見つけるのがベストです!
一見、宿泊料金が他の東南アジア諸国より高く見えがちなマレーシアですが、観光税がかからず安い宿もあります。
物価も安く、食べ物が美味しいマレーシアを楽しむために良い宿を見つけてみましょう!