フリーランスでWebライターとして活動しているタカヤです。
2018年、僕は会社を辞めて世界放浪の旅に出ました。
(現在はコロナ禍のため、帰国中。)
旅を始めてしばらくすると、あることに気が付きます。
このままだと、旅が強制的に終わってしまいます。
そのため、「旅をしながらでも何かお金を稼ぐ方法はないか」と考えた結果、「トラベルライター」という仕事を見つけたので、実際にやってみました。
この記事を読めば…
- トラベルライターになる方法がわかる!
- トラベルライターの収入がわかる!
- トラベルライターのメリットやデメリットがわかる!
旅行を仕事にしたい方、旅行中に少しでも収入を得たい方は、ぜひご覧ください!
目次
トラベルライターってどんな仕事?
トラベルライターとは、自分が旅行した経験をもとに旅行関連の記事を書き、収入を得ているライターのことです。
基本的にはWeb上で記事を執筆することになるため、「Webライター」の中の一種と考えて良いでしょう。
一般的なWebライターと異なる点は、「旅行に関する自分の体験談」を中心に執筆すること。
そのため、ある程度の旅行経験が必要です。
Webライターには、動画編集やプログラミングのような難しいスキルが必要ないので、「旅行をしながらできる仕事」の中でも、始めるハードルが低い職業と言えます。
トラベルライターになるには?仕事の探し方を解説!
トラベルライターになるには、まず契約先を探さなければいけません。
契約先の探し方は、ネットでの検索が中心です。
検索エンジンで「トラベルライター 募集」と検索すれば、トラベルライターの募集をしているWebメディアが出てきます。
また、Instagramの旅行系アカウントでも、トラベルライターの募集をしていることがあります。
ネット検索と同じように、「#トラベルライター」と調べるか、旅行系Webメディアのアカウントをフォローしておくのが良いでしょう。
こうしてトラベルライターの募集を見つけたら、募集要項に沿って応募をします。
主に、旅行経験やライター経験を記載することが多いと思います。
その後、メディアによってはビデオ通話の面談があることも。
合格すると、晴れてトラベルライターとして仕事がスタートします。
トラベルライターの仕事の進め方
トラベルライターに合格すると、「〜ヶ月の間に、〜記事納品してください。」と指示があります。
記事が完成すると、担当の編集者に連絡。
記事の納品後、修正の依頼があれば手直しをして、「Webサイトに掲載」という流れになります。
トラベルライターの契約方式は、「専属ライター」と「単発ライター」の2種類。
・「専属ライター」…Webメディアで連載を持ち、長期にわたって継続的に執筆するライター
・「単発ライター」…あらかじめ決められた記事数を納品したら、契約が終了するライター
基本的には、単発ライターの募集がほとんど。
僕も単発ライターだったので、決められた記事数を納品したら契約が終了しました。
中には、「最初は単発ライターで採用されたけど、実績を積んでいくうちに専属ライターへ昇格できた」というケースもあるでしょう。
トラベルライターの収入はどれくらい?
トラベルライターを始めるにあたって気になるのは、やはり収入面ではないでしょうか?
実際に僕が受注した案件から、収入額を紹介します。
ただし、報酬額は経験やWebサイト、文字数によってもちろん違います。
僕は今まで、2つのWebサイトで記事の執筆をしました。
トラベルライター初心者だった僕の収入は、1記事(3,000文字) 1,500円〜3,000円。
僕の場合は初心者&単発ライターだったので、決して高い報酬額ではありません。
専属ライターの場合は、もっと単価が高く執筆量も多いため、安定した収入を得られるでしょう。
当時の僕は、1記事を書くのに3〜4時間ほどかかっていました。
執筆スピードは人によって大きく異なりますが、僕がWebライターを始めた当初のスピードなので、遅い方でしょう。
Webライター経験がなく、これからトラベルライターを始めたい方は、おそらくこれくらいの執筆時間になるかなと思います。
時給換算したらアルバイトの方が確実に高いのですが、自分の経験がお金になるのは嬉しかったです!
トラベルライターのメリット
前述したように、初心者トラベルライターの収入は、決して高くありません。
しかし、収入額以上のメリットを感じたので、どのようなメリットがあるのか解説します。
自分の書いた記事が大手Webメディアに掲載される
トラベルライターの記事を掲載するメディアは、多くのサイトがかなりの閲覧数を誇っています。
法人が運営しているメディアが多いため、個人ブログに比べると閲覧数は圧倒的。
大手のWebサイトに掲載されると、自分の書いた記事がたくさんの人に見てもらえます。
Googleで検索しても上位に表示されやすいので、自分の知らないところで広まっていたなんてことも。
僕自身も、友人から「旅行の計画を立てるのに調べてたら、記事が出てきたよ〜!」と報告をもらったことがあります。
情報発信をしたい方にはぴったりでしょう。
また、今後Webライターを続ける際にも、自分が執筆した「実績」として、クライアントに掲示することもできます。
場所・時間を問わずに仕事ができる
日本で会社に勤めて仕事をしていた頃は、当たり前ですが出勤時間や出勤場所を決められていました。
一方で、トラベルライターはフリーランスなので、納期までに記事を納品すれば、いつどこで仕事をしていても問題ありません。
そのため、収入を得ながら旅行することが可能です。
仕事量や旅行の予算によっては、旅行期間を延ばすこともできるでしょう。
長期旅行をするバックパッカーと相性の良い職業と言えます。
また、ほかの仕事をしながら副業として始めるのもおすすめです。
初心者でも始めやすい
トラベルライターは、初期費用が不要で始められる仕事です。
必要な初期投資といえば、パソコンのみ。
自分が稼いだ分だけ黒字化できます。
また、トラベルライターはWebライターの中でもスキルを求められにくいジャンルです。
というのも、「旅行の経験談」が中心となるため。
ライティングの技術よりも、まずは旅行経験が優先される傾向にあります。
一般的なWebライターであれば、一定の文章力やSEO(検索順位を上げるスキル)が必要です。
現在の僕はWebライターとして生計を立てているため、文章力やSEOの知識が身につきましたが、当時トラベルライターをやっていたときには、ライティングの能力がゼロ。
もちろん、実績もありませんでした。
そんな僕でも仕事を受注できたので、旅行経験の豊富な方はチャレンジしやすいでしょう。
トラベルライターのデメリット
僕はメリットが多いと感じたトラベルライターですが、人によってはデメリットと感じることも。
単純に、「お金を稼ぐだけの手段」として考えている方には、向いていないと感じました。
ここでは、トラベルライターのデメリットを紹介しましょう。
初心者ライターは収入が低い
僕が実際に受注した記事の報酬額からも、決して高収入な仕事でないことはわかるでしょう。
初心者のトラベルライターがお金を稼ぐだけなら、アルバイトをした方が稼げます。
自分のスキルアップや、発信手段としてのメリットを感じられなければ、大変に感じるかもしれません。
しかし、トラベルライターを始めとしたWebライターは、実績やスキルが伸びるにつれて、収入も上がっていきます。
事実、僕はWebライターのフリーランスとして、十分生活できるくらいに稼げるようになりました。
最初は収入の低いWebライターですが、自分の力量によって収入の上がり幅が非常に大きいです。
自己管理が大切
トラベルライターというより、フリーランスの仕事全般に言えることですが、「自己管理」が非常に重要です。
「人から強制されないとできない…」という方は、あまりフリーランスに向いていないかもしれません。
トラベルライターを始めとして、フリーランスの仕事を受注する際には、自分がダラけないように環境を整えることが大切です。
旅行中に執筆すると観光の時間が減る
旅行中に執筆作業をする場合、現地での観光を楽しむ時間が減ります。
「とにかく観光したい!」という方にとっては、執筆をする作業時間がもったいなく感じるかもしれません。
旅行中にトラベルライターをやる場合、長期旅行で暮らすように旅をしている方が向いているでしょう。
実際に僕が執筆した記事と契約先
実際に、僕が記事の執筆をさせてもらった2つのWebサイトを紹介します。
サイト内で「タカヤン」と検索すると、僕の書いた記事一覧が出てきます。
言わずと知れた、旅好きの若者から圧倒的な人気のあるメディア。
閲覧数は…とてつもないと思います。
トラベルライターをやった感想
トラベルライターは、長期で旅をしているバックパッカーとの相性がとても良い仕事だと思います。
また、「旅行経験があるけど、今は日本で働いている」という方も、副業として始められるでしょう。
僕は長期の旅行を始めてから、貯めていたお金がどんどん減っていく一方でした。
収入がない状態は、心の余裕のなさにもつながります。
そんな時にトラベルライターの仕事を始めることができたため、ホッとしたのを覚えています。
トラベルライターを始めたことによって少しでも収入ができ、かつ自分の宣伝にもなるのは、自分にとって大きなメリットを感じられました。
記事の執筆が終わり、Webサイトに自分の記事が掲載されたときには、とても嬉しかったです。
トラベルライターには、もらえる報酬以上の魅力があると思っています。
興味のある方は、ぜひ挑戦してみてください。
トラベルライターで稼げるようになるには?
前述したように、Webライターを初めて間もない頃は、大きな収入を見込むことができません。
その結果、仕事を始めても多くの方が挫折してしまいます。
僕は偶然、継続できたことによりスキルや実績が伸び、収入額が上がるようになりました。
この経験から、Webライターで稼ぐために必要だと感じたことは、以下の2点です。
- 継続すること
- 先人に教わること
Webライターは多くの方が独学でやってしまうため、思うような結果が出ず、消耗して挫折につながります。
しかし、すでに結果を出している人からコツや文章技術を学べば、最短で結果を出すことができるでしょう。
結果が出れば、仕事が楽しくなって継続できます。
僕自身、独学でWebライターを始めたため、最初の数ヶ月間は思うように稼げませんでした。
そんな過去を振り返り、Webライターとして稼ぐために必要な基礎をまとめた「ロードマップ」を作りました。
※無料です。
これからWebライター、もしくはトラベルライターを始める方は、ぜひ参考にしてみてください。
初心者ライターだった頃の僕が知りたかった知識を、詰め込んであります。
また、Webライターとして稼げるようになるための「文章で月5万円稼ぎ隊」というオンラインサロンも運営しています。
最大の特徴は、「コンサル型」のオンラインサロンということ。
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