こんにちは!
夫婦でオーストラリアワーホリ中のKANAKOです ☺︎
今回は、荒涼とした景色が好きな方、地球・自然の神秘を感じたい方 必見!!
色鮮やかでダイナミックな崖や丘、そしてどこまでも荒野が広がる絶景 ブレイカウェイズ(Breakaways)をご紹介したいと思います!
目次
ブレイカウェイズ保護公園の歴史
およそ1億年前、ブレイカウェイズ保護公園が位置する中央オーストラリアは巨大な内海だったと言われています。
その名残として、後述のムーンプレーン等では貝類の化石が見られます。
かつては恐竜も生息しており、それらの化石はクーバーペディで見ることができるそうです。
やがて内海は消え、
何百万年の時を経て侵食され、、、
今日の姿が形づくられました。
どこか別の惑星を彷彿とさせる風景は、Mad maxやGround Zeroなど、数々の映画や広告のロケ地にもなっています。
訪れるのにおすすめの時間は?
ずばり、サンセットです!
夕日に照らされ刻一刻と変わる自然の表情。
徐々に夜の帳が下りてグラデーションがかる空。
訪れた人たちは、椅子に座って談笑したり、記念写真を撮ったり、、、
ゆっくりと思い思いの時間を楽しんでいました。
私たちはと言うと、サンセットの直前に到着したので、あちらへこちらへと大忙し!
もっとこの絶景を堪能したい・・・!
と名残惜しみつつ移動すると、そこには静寂に包まれた幻想的な空間がありました。
また、日中はとても暑いので(特に夏)、その点からもサンセット前後の時間帯はおすすめです ☺︎
もちろん、サンライズも素敵だそうですよ♩
ドッグフェンスとは?
こちらの世界最長のドッグフェンスは、5300km以上もの長さがあり、
3つの州に跨っています。
日本列島は約3000kmなので、日本を縦断してもかなり余りある長さですね!
家畜の羊をディンゴ(犬に似た野生動物)から守るためのものだそうです。
フェンス沿いの月面のような平野は”ムーンプレーン”と呼ばれていて、こちらも多くの映画の舞台になっています。
日中に訪れると、表面の石膏がキラキラしているそうですよ。
私はサンセット後に訪れたため、わかりませんでしたが・・・。
ちなみに、ここではディンゴには出会いませんでした。
ブレイカウェイズ保護公園の見所は?
Angkata、Kanku Pulkaの2箇所がメインの眺望スポットです。
訪問者のほぼ全員が、そこからサンセットを眺めていました。
見所は地図にある通りですが、Angkata〜Papa kutjara付近は、どこを見ても面白い!
車で走っていてワクワクします♩
公園内はほとんど歩く必要がないので、体力がない人でも楽しめますよ ☺︎
ちなみに、点線部分(- – -)が未舗装路です。
舗装路よりも移動に時間がかかるので、余裕をもって行動することをおすすめします。
ブレイカウェイズ保護公園への行き方
位置情報はこちらです。
最寄りの町クーバーペディからブレイカウェイズまでは、車で約30分。
クーバーペディからSTUART HIGHWAYを北に20kmほど走ると、ブレイカウェイズの看板が現れます。
そこを右折すると、このような未舗装路です。
4WD車の方が望ましいですが、メインの道を走るくらいであれば、2WD車でも可能かと思います。
ただ、どちらにせよ保険は手厚くしておいた方が安心ですね。
自分で運転するのは難しい!という方は、チェックしてみてください ☺︎
ブレイカウェイズ保護公園に行く前に
ブレイカウェイズに行く前に必要な事項をお伝えします!
注意事項もあるので、読んでから行ってみてください。
入場料/許可証
ブレイカウェイズ保護公園への入場は、許可証が必要です。
※現地には入場ゲートや券売所、お店などは何もありません!
クーバーペディの以下の施設で、手続きを済ませてから向かいましょう。
Hutchison St, Coober Pedy
Phone: (+61 8) 8672 4617
Toll Free: 1800 637 076
Coober Pedy Visitor Information Centre
Post Office Hill Rd, Coober Pedy
Phone: (+61 8) 8672 5558
車1台につき、10ドルです。
私たちが訪れたときは、自分で必要事項を記入した封筒に10ドルを入れ、所定の箱に投函する方式でした。
忘れずに切り取り、車に置いておきましょう◎
ブレイカウェイズ保護公園は 基本的に24時間365日開放されていますが ※、上記施設の営業時間にはお気をつけくださいね。
※火災の危険性が高いときや、雨で道が通行不能になときは閉鎖されます。
注意事項
ブレイカウェイズ保護公園には、ほとんど日陰はありません。
夏場は気温が40℃以上になることもあります。
必ず、日光対策と充分な水分補給を行ってください!
また、行く前には下記のウェブサイトに目を通しましょう。
この素晴らしい景観や独自の環境を壊さないよう、ルールを守って楽しみたいですね ☺︎
おわりに
ブレイカウェイズ保護公園は、綺麗に整備された観光地ではありません。
(トイレもありません)
その太古から佇む景色を目の前にすると、異世界にタイムスリップしたかのような不思議な感覚に襲われます。
興味のある方は、ぜひ実際に訪れて体感していただきたいです!
私たち夫婦も、いつか再訪したいと思っています ☺︎