コロナ感染拡大のため、日本帰国中のタカヤです。
現在、日本にいますが、それまでは世界を旅していました。
しかし、コロナウイルスの感染拡大により、どの国も渡航制限され、行ける国がなくなってしまったのです。
2020年3月26日に関西空港に到着。
日本に帰国する前にいたのは、タイの首都バンコク。
タイ→関西空港に到着時、日本の空港での対応はどうなっているのか気になっていました。
しかしそこでは、驚きの状況だったんです…。
他の国で入国時にしていた対策
まず、日本との比較として、他の国の空港での対策を書いておきます。
東南アジアを回っていたので、「ベトナム」と「タイ」で実際に受けたコロナ対策です。
ミャンマーにもいましたが、ミャンマーでは感染者が出ていないこともあったのか、特別な対策はしていなかったように思えます。
※対応や状況は日々急変しているので、僕が旅をしていた3月の状況でのことです。
ベトナムでの対応
ベトナムでは、入出国時・トランジット時全ての乗客に「健康報告書の提出」を義務付けていました。
飛行機内で渡され、「健康面に関する質問」が書かれていて、記入して提出しました。
「咳はないか」とか「鼻水は出ないか」とか「体に痛みを感じないか」とか、そういう質問です。
この頃は、まだコロナが東南アジアではほとんど流行っていない時期でした。
タイでの対応
タイでは、飛行機内で「滞在報告書」を渡され、それを記入しました。
空港に到着すると、イミグレに行く前に何やら「このQRコードを読み取ってくれ」と言われます。
読み取ると、入力画面が出てきます。
内容は、さっき飛行機内で書いたのと一緒!(笑)
「さっき書いた紙の意味ある?」と思いつつも入力。
この滞在報告書がいつもより厳重です。
通常のものは、泊まるホテルや連絡先、滞在日数なんかを書くんですが、それに加えて「飛行機ではどの席に座ってたか?」なんて項目もありました。
きっと、これからタイ滞在中に発症した場合、発症者周辺の席の人の足取りも調べるためかな〜と思います。
これをスマホで入力し、終了画面を係りの人に見せると、紙にスタンプをもらえます。
そしてスタンプ付きの紙を掲示すると、イミグレの方面に進めるという流れ。
この頃は、バンコクでコロナ感染が急激に増え始めた時です。
バンコク→関西空港に到着。コロナ対策は?
そして、ついに日本へ帰国しました。
大阪に妻の実家があるので、関西空港着です。
飛行機内では、特に何もありませんでした。
空港到着後、入国・荷物受け取り・検疫と進んでいきます。
ものすごくスムーズ。
空港に到着してから、10分後くらいには空港の一般エリアに辿り着きました。
もちろん、平常時からやっているサーモグラフィーでの体温チェックはやっていると思います。
しかし、他に特別な対策は何もなし。
検疫でも、何も言われることはありませんでした。
僕が帰国した時は、まだタイは【危険地域】に認定されてなかったので、隔離ではなく、自宅待機が推奨されているという感じでした。
ヨーロッパの一部や中国・韓国から帰ってきた人に対しては、特別な対策をするのかもしれませんが…。
これだったら、熱さえ出てなければ、他の症状があっても普通に入国できてしまいますね。
咳をしてる人も見かけましたが…。
帰国→自己隔離期間
【危険地域】から帰ってきた人に対しては、2週間の隔離が求められます。
それ以外の地域は、【自宅での待機を推奨】という感じ。
僕たちは特に外に出る用事もないので、2週間自宅で自己隔離を行うことにしました。
空港まで、妻のご両親が車で迎えに来てくれ、自宅まで直行。
家に着いてからは、全く外出はしてません。
しかし、実際に帰国してからこんなことをできる人は、ほとんどいないだろうな〜と思います。
一部の会社は在宅で仕事ができるようになっていますが、ほとんどの会社やお店は通常営業。
日本で普通に働いて、生活している人には、難しいですね。
バンコクでは、多くの店や施設が休業しているため、街を出歩いている人は少なかったです。
海外での渡航制限が増え、現在は海外から日本に帰ってきた日本人が多い状況にあると思います。
これからそういう人たちも発症して、感染が拡大していくのか。
もしかしたら空港での対策が何か変わっているのかもしれませんが、ちょっと不安な日本の空港でした。