世界放浪中のタカヤです。
屋台飯?その地の伝統料理?
もちろん、行く土地の料理は食べることが多いです。
物価の安い地域では、よく外食もします。
しかし物価が高い地域では、「自炊」が必要不可欠。
僕は日本で働いていた頃よりも、旅中の方がよく自炊をしているような気がします。
日本のように気軽に買える弁当やコンビニって、ない地域が多いですからね。
そこで今回は、旅中にできる簡単な自炊メニューを紹介します!
この記事は、長期の旅行中に自炊をする予定がある方におすすめです。
必要な調味料や調理器具が少なく、調理時間の短いメニューを厳選しました。
調理工程もシンプルで、料理が苦手な方でも簡単にできますよ!
旅中にする自炊メニューのポイント
旅中にできる自炊メニューは、普段の定住している時とは変わってきます。
限られた具材・調味料・調理器具。
移動が多いので、冷蔵品もあまり使えないでしょう。
キッチンも他の人とシェアすることが多いので、時間もかけられません。
つまり「シンプル簡単で早い」料理が旅人の定番になってくるんです。
簡単な自炊メニューを紹介!
旅中の料理は、旅を続けると定番化していきました。
以下、紹介するものはどれも簡単な料理です。
これから長期の旅をする方は、ぜひ取り入れてみてください!
旅の自炊メニュー:「白飯と野菜の炒め物」または「チャーハン」
海外でも、意外と米は安く手に入ります。
ただ、タイ米みたいにパラパラしているものが主。
チャーハンとの相性はいいですよ!
旅に出るまで僕は、ずっと炊飯器で米を炊いていました。
皆さんもきっとそうですよね?
しかし旅人の常識は違います。
炊飯器がないので、鍋で米を炊くのが普通なんです!
鍋で米を洗い、水を適量入れ、フタをしてしばらく炊くとできます。
意外と簡単!
最初は水の量がよくわかりませんでしたが、やっていく内に慣れて好みの固さに調節できるようになるはず。
白飯のおかずによく作るのは、野菜の炒め物。
そして炊けた米と具材を合わせて炒めると、チャーハンに!
スーパーでは、できるだけ冷蔵しなくてもいい具材や野菜を買うと便利です。
必要なもの:塩、コショウ、油、米、野菜などの具材、卵、コンソメ、(にんにく)
旅の自炊メニュー:「リゾット」
リゾットも非常に簡単。
鍋で米を洗い、そのまま具材を入れてちょっと多めの水で炊いたらできます。
一度沸騰したら、適宜混ぜましょう!
焦げ付きにくくなります。
また、トマトを入れたり、カレー粉を入れたりアレンジをすると飽きにくいですよ!
必要なもの:塩、コショウ、米、コンソメ、野菜などの具材
旅の自炊メニュー:「スープパスタ」
日本で「パスタ」と言ったら長いパスタが一般的ですが、欧米では短いパスタの方が主流。
個人的には、ねじれていて短いスパイラルのパスタが好きです!
スープパスタは、水を沸騰させて野菜などの具材を入れ、パスタも入れて味付けしたら完成。
本当に簡単だし、すぐにできます!
必要なもの:パスタ、塩、コショウ、コンソメ(ほんだし)、野菜などの具材、和風にするならしょうゆ(ソイソース)もおすすめ!
旅の自炊メニュー:「ペペロンチーノ」
シンプルなんですが、僕ペペロンチーノが大好物なんですよ。
というか、にんにくが好きなんですね〜。
まずはフライパンにオリーブオイルを入れて、にんにくと唐辛子(チリパウダーでもOK)を弱火で炒めます。
にんにくの香りが出るまで待ちましょう。
もう一つの鍋に塩を多めに入れて、パスタをゆでておきます。
パスタがゆで上がったら、少しだけフライパンにゆで汁を入れましょう。
そしてパスタも投入。
あとはにんにくオリーブオイルとパスタが絡まって、水気が少なくなればOK。
味が薄ければ、塩で味を調整。
一番最後に、上からオリーブオイルを少しかけると良い香りが出ます。
具材なしでも充分ですが、お好みでキャベツやズッキーニ、ツナ缶などを入れても美味しいです!
必要なもの:パスタ、にんにく、唐辛子、オリーブオイル、塩、入れるなら具材
旅の自炊メニュー:「オリーブオイル塩パスタ」
これ、最強に簡単な料理です。
味はペペロンチーノと似ているんですが、ここまで簡単な料理はないんじゃないかというくらい簡単。
僕はオーストラリアワーホリ中に、仕事中に食べるランチとしてよく作っていました。
作り方はこちら。
- 水を沸騰させて、パスタと野菜などの具材を投入。
- パスタや野菜がやわらかくなったら、お湯を切ります。
- 最後に塩とオリーブオイルをかけて、混ぜるだけ。
こんなに簡単なのに、けっこう美味しいんです。
必要なもの:パスタ、塩、オリーブオイル、野菜などの具材
旅の自炊メニュー:「オリーブオイル塩パン」
オリーブオイルと塩は本当に万能!
これも簡単なんですが、美味しい。
パンを焼いて、上から塩とオリーブオイルをかけるだけ。
気分はまるでイタリアンレストランですよ!
オリーブオイルは、エクストラバージンのを使いましょう。
必要なもの:パン、塩、オリーブオイル
旅の自炊メニュー:「インスタントラーメン」
アジア圏のインスタント麺の充実度はすごいです。
しかし欧米に行くと、あるのは大抵チキンorビーフorベジタブルのみ。
種類が少ないんです。
それでも気軽にアジア料理を食べられるので、旅中は重宝すること間違いなし。
僕は、ラーメンを使った節約技を編み出しました。
例えば、ラーメンを3袋食べるとします。
その時に2袋分のお湯を沸かして、味付けの粉を2袋分、でも麺は3袋分投入。
すると、味付けの粉が1袋分余るのです。
余った粉は、次回スープパスタを作る時に使います!
ラーメンのスープがちょっと少なめになりますが、問題ありません。
必要なもの:ラーメン、入れるなら野菜などの具材
ミーゴレンのインスタント麺「インドミー」もおすすめです!
おまけ:超簡単なキャベツ料理 in ノルウェー
最後に、最強に簡単なキャベツ料理を一つ。
これはノルウェーでのみ可能です!
上の写真の下の方に「Kaviar」と書いてあるチューブがあるんですが、わかりますか?
これ、ノルウェーのスーパーに売ってるんですが、たらこチューブです。
歯磨き粉みたいな見た目なんですけどね。
ノルウェーでは、魚の卵は全部キャビアと呼ばれているんです。
食べ方は簡単!
キャベツをむしって、このたらこチューブを付けるだけ。
ノルウェーの物価はすごく高かったので、この料理は重宝しました(笑)
たらこチューブはノルウェーの名物なので、行ったらぜひ試してみてくださいね!
必要なもの:キャベツ、Kaviar
持っておくと便利な調味料・調理器具
宿には、塩やコショウ、油など基本的な調味料が置いてあることが多いです。
調理器具も最低限はあります。
(たまに、キッチンがあるのに調理器具が何もない宿もありますが…)
以下紹介するものは、僕が旅中に持ち歩くことが多い調味料や調理器具です。
インスタント味噌汁
インスタント味噌汁は、日本人の必須品だと思っています。
これまで、どれだけインスタント味噌汁に救われたことか…。
海外でしばらく日本食を食べていないと、本当に沁みます。
長期で海外に行く前に、日本で買っておきましょう!
しょうゆ
料理にしょうゆを使うだけで、一気に「日本食感」が出ます。
しょうゆって本当に美味しいですよね。
海外のスーパーでもしょうゆもどきが買えます。
でも、しょうゆは持ち歩きが少し大変。
横にするとこぼれちゃうんですよね。
そんな中、上の写真にあるしょうゆは便利!
横にしてもこぼれないし、長期間鮮度を保ってくれます。
ほんだし
ほんだしは、海外に住む日本人にとって高級品。
アジアショップじゃないと買えません。
和風の味付けにしたい時に重宝するので、日本で買っておきましょう。
コンソメ
コンソメはどこでも買えますが、宿にはないことが多いです。
なので、自分で買って持ち歩くことになるでしょう。
スープパスタやチャーハン、野菜の炒め物などなんでも使えます。
にんにく
にんにくは、ペペロンチーノやチャーハンで重宝します。
僕がにんにく好きだから、よく使うだけかもしれませんが…。
長く持ち歩いても悪くなりにくい食材なので、便利ですよ!
箸
調理器具が何もない宿に出会った時や、カップ麺を買った時なんかに使います。
日本人は箸があれば、基本的になんでも食べれますね。
スプーン
箸と同じく、調理器具がない宿に出会った時に使います。
箸とスプーンさえあれば、料理も食事も十分です。
キャンプ用の折りたたみ鍋
少し重いんですが、これも持ち歩いています。
取っ手が折りたためて小さくなるのが便利。
調理器具のない宿に出会った時には、よく使います。
旅の自炊メニューは「簡単さ」が基本!
旅人の自炊メニュー、どうでしたか?
とても簡単ですよね。
料理初心者でも作れる料理ばかり。
買い物の時のポイントは、できるだけ常温のものを買うこと。
(冷蔵庫付きの同じ宿に長期滞在する場合は、冷蔵品も全然OKです!)
缶詰も便利!
共同のキッチンで料理する時は、混み合う可能性があります。
できるだけ短時間・簡単な作業で終わるようにすると楽。
この他に旅で使える自炊メニューを知ってる方は、ぜひ教えてください!