世界放浪中のTAKAYAです。
僕、大学に6年間通っていました。
2年間の休学をしたためです。
1年くらい休学する人はたまにいても、2年間ってあんまりいないと思います。
大学の同期でも、2年間休学した人は知りません。
でも、実は休学したい人ってけっこういるんじゃないかと思います。
そこで、自分自身の経験から『休学』について話していきます。
目次
僕が休学した理由
それではまず、僕が休学をした理由からですね。
簡潔に言うと、「就職する前に、もっと旅をしたかったから」です!
僕の経歴については、プロフィールをご覧ください。
大学3年の頃から旅にハマり、一度は就活をしていたのですが、やっぱりもっと旅をしたいと思い、休学をすることにしました。
就活からの逃避という理由もあったかもしれません。
また、当時は「新卒」というブランドが重要だと思っていました。
だから、卒業してフリーターになるよりも、大学を卒業する前に自由な時間を作り、そこで旅をしたいと思っていたからです。
なぜ2年間も?
「しかしそれでも、なぜ2年間も?」と気になる方もいるかもしれません。
当時の自分は、「就職したら、しばらく自由な時間がなくなる」と思っていたことが大きいです。
だから、できるだけ長く、自分のやりたいことをやる時間を作りたかったんです。
僕がいた大学では、休学の最長期間は2年間まで。
「休学」という制度を最大限使わせてもらいました。
当時は、就職して2年後に会社を辞め、世界を放浪することになるなんて夢にも思っていませんでした。
休学の仕方
僕がいた大学では、休学は無料でできました。
お金がかかる大学もあるので、その点かなり助かりました。
休学の手続きは、もちろん大学ごとに違うと思いますが、僕が通っていた大学ではとっても簡単!
書類を窓口に提出して、ゼミの先生との面談。
(面談と言っても、ただのおしゃべりでした(笑))
その後、大学の審査会に出され、承認されたら完了でした。
休学の申請をする際、「休学の理由」をはっきりとさせておかないといけません。
僕の場合は、具体的に言うと『地球一周の船旅』に行くというのが主な理由です。
こうして、大学4年の前期終了後から、2年間の休学をすることができました。
周りの反応
僕が2年間の休学を決めた時の周りの反応について、書いていきます。
僕は、休学をすることについて、周りの人に相談していません。
自分で決めてから、周囲に話しました。
決めてから話したので、周りの人は「おー、休学するんだー」というくらいの反応。
反対や批判をされたことは一度もありません。
2年間という長さに対しては、ちょっと驚かれることがありましたが(笑)
休学する1年前に、学科の制度を使って授業を休み、3ヶ月日本一周の旅に出ていたということもあり、そんなに驚く人はいなかったように思います。
ちなみにですが、僕は何か自分のことを決める際、ほとんど人には相談しません。
「やりたい!」と思った瞬間、すぐ実行に移したくなるので、人に相談している暇がないんです。
休学する時の不安
しかし、全く不安がなかった訳ではありません。
同期の友達の就職先が決まり、卒業間近になっていく中で少しの不安もありました。
それはやはり「遅れをとる」ということに対しての漠然な不安。
同期が自分より早く就職し、自分が大学を卒業する頃には、社会経験は2年も変わってきます。
放浪している今では、「社会に遅れをとる」という概念がなくなりましたが(笑)
また、休学から戻ってきた2年後、半年間だけゼミの授業があります。
ゼミは大学3年から2年間同じメンバーで進めるので、そこに急に2年歳上の僕が入っても浮かないだろうか、なんて不安も少しありました。
しかし、不安は僅かなもので、「自由に自分の時間を使える」というワクワクの方が大きかったので、悩むほどではありませんでした。
休学のメリット
休学のメリットは、自分の時間を圧倒的にやりたいことに注げること。
休学をすれば、大学に通わなくても、就活をしなくても大丈夫です。
さらに、就活時には「新卒」というカードも残しておくことができます。
新卒の学生をメインに採用している会社も多いですからね。
休学のデメリット
逆に休学のデメリットはなんでしょう…。
あまり思いつかないんですが、前述したように「社会から遅れをとるように見えることもある」ってくらいですかね〜。
ただ、これは個人の考え方の問題なので、あまり問題ないような気がします。
休学期間に「自分の中で進むのか」「世間と比べて、遅れと見るのか」は自分次第ですよね。
2年間の休学期間でやったこと
実際、2年間の休学期間はどうやって過ごしていたのかというところについて。
日本一周(2周目)
休学の1年前に日本一周しましたが、もっと日本を旅したくなったので、二周目をしました。
期間は1ヶ月ほどで、短めの旅でしたが、有意義な旅になりました。
地球一周の船旅
あの居酒屋によく貼ってあるポスター「地球一周の船旅」に乗って、世界一周してきました。
この旅のおかげで、海外にも興味が湧いてきました。
ピースボートのポスター貼り
ポスター貼り等の作業をすると、船賃を割り引いてくれて安く乗れるので、休学期間の間にもポスター貼りをしていました。
バイト
旅をするのにお金が必要だったので、休学期間中はバイトもけっこうやっていました。
1日8時間労働でクレジットカードの営業の仕事。
バイトと言えど、少し難しい業務を任されることもあり、正社員として働くイメージができてきていました。
実際、就活に休学は不利?有利?
「休学すると、就活にどう影響があるの?」
と気になって、休学への踏ん切りがつかない方もいるかもしれません。
ただ、こればっかりはその人次第です!
「休学期間を有意義に使い、それをアピールとして使えるのか」
「休学していた理由を、はっきりと答えられるのか」
あたりがポイントだと感じました!
休学を就活に生かすも殺すも、自分次第です。
しかし僕が面接を受けた印象では、休学についてはあまり気にされていない雰囲気でした。
自分があまりうまくアピールできなかったのかもしれません(笑)
就活中は、2学年下だった人たちと一緒にディスカッションしたり、グループワークをしたりします。
そのため、自分の中で「2年上なんだから頑張らないと!」というプレッシャーは少し感じていました。
2年間の休学をして、今思うこと。
あの時、休学をしていなければそのまま就活をして、就職をしていた可能性が高いです。
すると、「日本二周目の旅」や「地球一周の船旅」はしていなかったことになるので、今とは全然違う人生を歩んでいたかもしれません。
もしかすると、就職して今もまだずっと働き詰めで生きていたかもしれないですね。
今、長期間の世界放浪している自分を作ったのは、休学して旅をしたことが大きなウェイトを占めていると思います。
そう考えると、休学して良かったな〜と感じます。
しかし一方で、「別に休学しなくてもいいかな〜」と思うこともあります。
当時は「新卒」というブランドを守るために休学しました。
しかし世界放浪している今では、卒業しても就職せず、自分の好きなことをやっても大丈夫だと思っています。
思っているより就職先はありますし、自分で仕事を作ることもできます。
最近は、SNSやネットメディアを通じて発信活動をして、フリーランスになっている人がたくさんいます。
そして時代の流れに乗れない企業は潰れ、発信力のある個人が台頭してきています。
だから、以前ほど企業への「就職」にこだわらなくても生きていけると思っています。
今の自分を作っているという意味では、「休学」は大きな意味がありますが、今の僕なら「休学してもしなくても好きなことはできる」と思っているので、どっちでもいいかな〜と思います(笑)
ただ、自分のやりたいことを突き詰めて考える時間を強制的に作り出すためなら、休学はおすすめです。
まずは、自分のやりたいことについて、考えてみましょう。
今日も読んでいただき、ありがとうございました!