夫婦でオーストラリアラウンドをしたタカヤです!
広大なオーストラリアをラウンドしていると、本当に色々なことが起こります。
その中の一つが検問。
オーストラリアって、本当に検問が多いんですよ。
僕は日本でも車を運転していましたが、日本で検問を受けたことはありません。
1年間暮らしていたオーストラリアでは、5回くらい検問を受けました。
今回は、その中でも一番楽しかった検問でのエピソードをお話しします。
大麻が黙認されている村「ニンビン」へと向かう
この日、僕はある場所へと車を走らせていました。
そこは「ニンビン」という小さな村。
東海岸のバイロンベイから車で1時間15分くらいの山奥にあります。
ここはヒッピーが作った村。
そしてヒッピーの生き方が尊重されているため、大麻の使用が黙認されています。
オーストラリアでは大麻は違法ですが、罰則は日本より緩やか。
「ニンビン」について知りたい方は、こちらの記事へどうぞ!
この日は、ニンビンが一年で一番盛り上がる「マルディグラス」という祭りの最終日!
この祭りは、なんと大麻の収穫祭なんです。
2019年の「マルディグラス」レポはこちらの記事をご覧ください!
ワクワクしながら、僕はニンビンへと車を走らせていました。
ニンビンの手前で検問に遭遇
ついに、ニンビンまであと少しのところまで近付いてきました。
到着まで、あと20分くらい。
そこで警察の検問に出会います。
ネットの情報から、ニンビンの手前で検問をやっていることが多いということは知っていました。
ニンビンに行く人は大麻をやっている可能性があるので、「ここで取り締まろう!」という作戦ですね。
村の中ではあまり厳しく取り締まりませんが、村の外で取り締まっているんです。
ここからは、僕があまり英語をできない上での会話だということを考慮してお進みください。
警察との会話
免許証はある?
(まずい、国際免許証の期限が切れている・・・)
日本の免許証を出してみました。
ところで、マリファナはやった?
免許証が大丈夫だったことに安心して、僕が放った一言。
ここで警官が爆笑。
「あなたニンビンに行くから、これからなのね(笑)」って感じで。
「マリファナやった?」→「ドラッグテストはやったことある?」
って聞かれたと思っただけなんです。
横にいた妻は聞き取れていたようですが。
その後のドラッグテストも終始楽しげなムードで終わりました。
結果はもちろん問題なし!
最後、検問を出るときは「Thank you! Bye」というラフさ。
日本にはないですよね。
ちなみに大麻の陽性反応が出た場合は、罰金になるそう。
日本だと確実に即逮捕です。
最後に
オージーは陽気な人が多いです。
他に受けた検問の時も、フレンドリーな対応の警察が多かった印象があります。
日本で、大麻を使用したかどうか聞かれて
「いいえ、まだです!」
なんて答えたら大変なことになりますよね(笑)
場所や環境が変われば、常識も変わります。
こんなことがあるから、旅はおもしろい。
ある日のニンビン検問でのエピソードでした。